おはようございます!
さて今日は建物の修繕のお仕事ですね。
ビルの屋上に降った雨水を排水する為の縦樋(たてどい)の塩ビ管が壊れてしまったので、部分的に取り替えて修理する仕事です。
(午後からもう1件別な現場がありますが)
何故壊れたのかは不明です。
それにしても、、150の縦樋ってデカいなぁ。
エルボ(直角に曲がる部分)が割れちゃったみたいですね。
既存の塩ビパイプは、塗装されていたので、新しく取り替える役物(エルボとか、ソケットとか、菅と菅の間に接続するパーツのこと)を接着する部分だけは塗装を剥がす必要があります。
接着剤っていうのは、材料それぞれに最も接着するように作られているので、塩ビ管用の接着剤は塗装の上からだとくっ付かないのです。
なので、塩ビの素地が出てくるまで塗装を剥がさなきゃいけないのですが……サンドペーパーを忘れましたw(なんてことだ!)
↑手持ちの道具で3分くらい頑張ってみたんですけど、拉致があかない感じです。
幸いホームセンターが車で3分のところにあったので、買いに走りましたw
近くてほんと良かった〜!
↑塗装を剥がそうと試した手持ち工具たち(笑)
やっぱ全然違う! すぐ削れる。
塗装を剥がすのはこれで問題なし!
って事で、先に切断してから剥がす事にしました。
で、縦の部分で切断してみると……中に乾燥した何かの塊が…
泥が固まった?
なんじゃこりゃ??
きれいにひとかたまりで取り出せるくらい、固いです。初めてみた。
割ってみた。
なんか、層が出来てます。割った感じは、モルタルよりは割れやすく、、でも土って感 じではない。 ぱりーん、と割れたので。
印象としては、モルタルのノロを繰り返し流して、固まった、、みたいな感じかな
まぁいいや(笑)すぐ脱線してすいませんw
はい!#60番のサンドペーパーで塗装剥がし完了です。
取り替える部分を両方切断した状態。
↑これが今回使う役物のVU150のエルボです。
ちなみに塩ビパイプは、2種類の肉厚(VUとVP)があります。VUが薄くて、VPがゴツい方です。
既存のパイプはVPでしたが、今回用意されていた役物はVUです。
そう、VPでもVUでも、パイプ外径は同じなので、役物を使って途中から違うタイプに接続するのは可能なんですねー。
接着剤を塗布するコツは
1たっぷりと!
2素早く!
3両面に
です。150サイズとかだと、かなり素早くでろーんと塗布する感じです。
今回使った接着剤は、低粘度速乾Aというタイプでしたが、パイプ径のサイズによって接着剤にも種類が色々あるみたいです。
僕もそこまでは詳しくないので知らなかったのですが、大口径用の接着剤はきっと、乾きがゆっくりなんだと思います。
今日使った接着剤だとこの150サイズくらいまでが限度かも知れません。乾きが早いので、めっちゃ急いで塗布してギリギリって感じでした(笑)
ちなみに、塩ビ管でも、水道管などに使うHIというタイプの菅(紺色で、衝撃で割れにくいのが特徴)は、また接着剤が違うのです。
なんでもくっつく便利なのがあればいいのにー。ね。
↑差し込み深さは、内側の段差があるところ目一杯まで差し込みます。
差し込んで10〜15秒くらい、ガッチリ押さえれば、もうそれで動かなくなります。(差し込んですぐ手を離すと、ぬーっと抜けてくる)
はい!最後にスプレーで塗装して完成!
↑今回使った、ラッカースプレー。
ラッカーは、揮発性が超高く(乾燥が早い)匂いもキツいです。
強い溶剤なので、相手素材によっては下地が溶ける場合もあるので、使う場合は要確認です。
よくある失敗は、元々塗装された上にラッカースプレーで上塗りして、下地の塗料が溶けちゃったパターンです。こうなると最悪で、シワシワな仕上がりになりますw
今日は、400mlのスプレー1本使って、4割くらい余りました。
濃い色(グレー)の上に薄い色(アイボリー)という塗装でしたが、割と止まりが良い(下地の色が透けにくい)スプレーだったので1本で足りました。
コツは、あっさり塗る→ある程度乾いてから、またあっさり塗る、の繰り返しです。一度に厚く塗装するとダレるし乾きも悪くなるので。
止まりの良さは、スプレーの色によってまちまちなので、何本で足りるか、予想は難しいです。
何の記事だか、色々話が飛びますが、今日の午前中はこんな感じでした(笑)
さて、ラーメンでも食べに行くかなっ
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