こんにちは。ブログ久しぶりに書きますw
今回はぼくが使ってるiPhone6が、2年以上経ってバッテリーの持ちがとんでもなく悪くなってしまったので、いい加減買い換えるかなーとかずっとモヤモヤ悩んでた時に、なんとなくググって見つけた『iPhone6のバッテリーを自分で交換できるセット』を買って、実際に自分で交換してみた話です。
交換前の現状
バッテリーの持ちがどれくらい悪かったかと言うと、朝100%で仕事に行くと、ほとんど使わなくても昼には50%を切るのがあたりまえで、途中で何度も充電しないと夜までは全然持たないレベル。なにしろいじっている時の減りの早さが半端じゃないw
車で移動中には常にシガー電源につなぎっぱなしだし、歩きで出掛ける時はモバイルバッテリーを忘れた時は帰宅まで絶対もたないという不便極まりない状態でした。
バッテリー残量表示もまったく当てにならず、60%から突然1%になったり、充電器に挿すといきなり50%に復活したり。
スノーボードで雪山に行けば、65%残っている状態で写真1枚撮ったと思ったら突然電源が落ちたりと、雪山では完全に使い物にならないポンコツ状態です。
まぁ使い方としては結構ヘビーに使っていた方で、仕事でもプライベートでも車ではカーナビ代わりに使い(自分の車はカーナビ付いてるけどiPhoneの方が使いやすい)、ブルートゥースで音楽を聴き、写真はほぼiPhoneでしか撮らないし、暇さえあればSNS見るなど、使用頻度がかなり高い状態で2年以上使ったのでとっくに限界は過ぎていたとは思います。
キャリアはauなのですが、保証で直してもらえる期間も過ぎたし(そもそもバッテリーは保証では替えてもらえないし)、2年縛りも終わったところなので、機種変更も考えたけどiPhone7にそれほど魅力を感じないし…
本体が調子悪いわけじゃないから、バッテリーさえ持てばまだしばらくは今のままでいいと思っていました。 ちなみに正規のショップでバッテリー交換の料金を調べてみたら、¥9800とのこと。 金額はまぁいいとしてもショップに行く時間がなかなか無い。 iPhone5を使ってた頃に故障で2回ほど行った事あるけど、整理券で2時間くらい平気で待たされるので、全然気が進まなくて放置状態。
アマゾンが安かった!
そんな時、何気なくiPhoneのバッテリー交換をググってみると…おおお、なんと自分で交換できるセットが売ってるではありませんか。食いつくように記事を読み漁り、 さらに調べてみると、最初に見つけたところよりamazonの方が値段が断然安いではないか!(なんと専用工具付きで¥2380-) 思い切ってポチッと購入!
アマゾンいっぱい出てます→
iPhone6 交換用バッテリー
(僕はレビューを参考に、「株式会社 ディープロ iPhone6互換 内臓バッテリー 交換用工具キット 」ってやつを買ってみました)
そして数日後仕事から帰宅すると…
こんな包みでドアポストに半分だけ突っ込まれた状態で届いてましたw ポストに入るんですね(笑)
まぁ再配達よりは手元に早く届くのでこちらも助かります。
開けてみると…わりとしっかりとした箱に入っていて好印象!
今回僕が買ったやつは、バッテリーと、交換作業に必要な工具一式セットになっているタイプ。こんなセットが入ってました。
説明書も写真付きで作業の手順が丁寧に書かれていてしっかりしています(裏面に続きがあります)。ピンク色のは、バッテリーを固定する両面テープです。
今回これを購入する前に、バッテリーの交換方法をググった時に、YouTubeの動画でしっかり予習した方が良いとの記事を読んでたので、ちゃんと予習しましたw 説明書とちょっと手順(コネクタを外す順番)が違いましたが、そこはさほど問題ではなさそう。
交換前のバッテリーの状態をチェック
よし、さっそく交換……と、その前にせっかくだから取り替える前のバッテリーの状態をチェックしようと思いまして、チェック用のアプリを入れましたw
ギリギリまでバッテリーを消耗した状態でチェック。すると以下の様な結果に。
本来満タン充電で、1810mAhなのに対し、最大400mAhしか充電できないという、最大充電容量が著しく少なくなってしまった状態のようですw 確かに、新品の頃と比べると体感的にもそれくらいの差はあるかも。これで現状のバッテリーが完全なポンコツだと分かったので、心置きなく交換できますね(笑)
バッテリーチェックに使ったアプリはこちら↓
ここからがバッテリー交換作業です
さてさてお待たせしました、ここからが交換作業になります!
なお、実際に交換される場合にはYouTubeなども見た方がいいし、取り付け説明書をしっかり読んだ方がいいと思うので、ここでは僕が実際に初めてやってみて思ったこと、ざっくりとした全体の流れなどに焦点を当てて書きますね。
まず最初に、充電ケーブル差し込み口両わきの星型のネジを2本はずします。外したネジ類はめちゃくちゃ小さいので、なくならない様に、テープをくるっと丸めてテーブルに貼り、そこにくっつける事にしました。 天才かもw
付属の吸盤を使い、ホームボタン脇からヘラですこしづつ開いていきます。(難易度☆☆)
開き始めは閉じたがりますが、ヘラを少しづつ送り半分くらい開くとパカッと開きます
はい、開くとこんな感じ〜↓(ドキドキ)
あとは、バッテリーのコネクタカバーと、液晶パネルのコネクタカバーを外します。(難易度☆)
フロントパネルのコネクタカバー(ビス5本)を外し、本体とフロントパネルを接続する4つのコネクタを外したところ。コレを外せば本体と液晶パネルが分離できます。けっこうホコリが…(笑)
コネクタカバーのビスも長さがそれぞれ違うので、どれがどのビスだか分からなくならない様に外した場所の通りにテープに貼りました。(細かいと思われるかもですが、分からなくなると後々めんどくさいので)
↑今回ビスを外す部分はこれで全てです。 (右:本体下の星形ビス2本・中:フロントパネルのコネクタカバーのビス5本・左:バッテリーのコネクタカバー2本)
ちなみに、ビスを取り扱う時はピンセットはやめた方が無難かも。万が一、パチンと弾いて飛んでったら絶対見つからないサイズですw なにせゴマより小さいので。
万が一無くなってしまった時用にアマゾンでねじも一式売ってましたけど、あらかじめ予備を買うのも、ねぇw。
各コネクタを全て外し、液晶パネルを分離できたらいよいよ既存のバッテリーを取り外します
バッテリーは両面テープだけで固定されているのですが、この両面テープがけっこうくせ者です(交換作業いちばんの難所かも。難易度☆☆☆☆) 薄ーいテープでめちゃくちゃ伸びます。寒すぎると切れやすいかと思ったので、分解する前にドライヤーで本体を温めておきました。(この時点では完全に冷めてたので結果ドライヤー意味なしw)
剥がしはじめの黒い部分からめくって、ナナメ手前方向に引っ張って剥がすんですが、下側から脇に引っ張る時にバッテリーの角をかわさないとなかなか横に引っ張れません。
テープを斜めに引っ張りながらヘラなどで(両面テープが切れない様に注意しながら)バッテリーの下側に押し込むとスムーズに横に出てきそうです。
下の角さえかわれば、あとはゆっくり斜め手前方向に引っ張ってくれば最後まで剥がれます。
だけど、左手で本体を押さえて、右手でテープを引っ張っているので、ヘラで押し込むには本体を専用バイスなどで固定する必要がありますよね。 やってから気づきましたw まぁ無くてもなんとかなるw
え、どうやって写真撮ったかって?両面テープの端を引っ張ってテーブルの角に貼り、タブレットで撮影しました 笑(難易度☆☆☆☆☆)
はいっ両面テープ無事に全部はがれてバッテリー外れました♪
並べてみた。左:外した純正バッテリー。右:Amazonで買った新しいバッテリー。純正バッテリーは市販されていないので、アップルのマークはありません。 触った感じは、外したバッテリーは表面が多少凸凹感がありました。新しいのはまっ平でツルッとしてました。
さて次は本体に両面テープを貼ります。(難易度☆☆) なんとわたくし、ここで謎の失敗w 昔看板屋だった経験から無駄にカッティングシートの知識があった為に、変な風に台紙から剥がそうとして大失敗w↓
両面テープがくちゃくちゃになってしまった時はかなり焦りました(笑) 無事なところをカットしてなんとか一命をとりとめてこの状態です。先入観て怖いですねw (いまのところ何の問題もなく使えてますw)
しかしご安心ください、普通に台紙を剥がせばこうはなりませんから(笑)
↑どうぞ笑ってやってくださいw
やってみて分かったことがもう一つ。新しいバッテリーを貼り付ける前に、バッテリー横に出ているコネクタの形(クセ)を、外した純正バッテリーと同じ形のクセを付けておいた方がいいです。貼り付ける前に並べてみて確認することをお勧めします!
僕は確認しないで貼ったので、コネクタの位置を合わせるのにちょっと苦労しました(;^_^A
↑外した純正バッテリーのコネクタ部分。こんなクセが付いていればOK。
新しいバッテリー貼り付けて、コネクタ挿せました♪(難易度☆) あとは外したのと逆の順番で各コネクタをはめて、カバーをビスで止めて、フロントパネルと本体を合体させて作業終了です!
バッテリー交換完了
さっそく起動させてバッテリーチェック! 残量13%、容量99%すばらしい!起動も問題なく、無事元通りになりました♪
この記事を書いている時点で、交換して1週間以上使いましたが、交換前と比べると、とんでもなくバッテリーの持ちが良くなって(体感的に)最高です!というかこれが本当なんでしょうけど。 こんな安く交換できると分かってたらもっと早くやれば良かった…いかに不便な状態で使い続けていたかを思い知りました。重いモバイルバッテリーももう持ち歩かなくても全然大丈夫です。
本体が悪くないのにバッテリーの持ちが悪くて機種変しようか迷ってる方も多いのでは? 少しの勇気とチャレンジ精神さえあれば、自分で交換するのも一つの方法として大いにアリですね。アップルの保障対象外になってしまう、という点だけOKであれば、ですけどね。
ちなみに、フェイスブックにもちらっと投稿したんですが、割れた液晶パネル自分で交換したツワモノ女子がいてびっくりしました(笑) 自分も割れたらやろw いつ割れても安心(笑) 調べたら断然安いし→
iPhone6 フロントパネル交換
※iPhoneの分解などの作業は自己責任で。また、バックアップは事前に必ず取りましょう。
取り外したバッテリーの処理方法
バッテリーにはリサイクルのマークがついてますね。
で、リサイクル方法を調べてみたところ、以下のサイトにて、最寄りのリサイクル協力店が検索できるページがあったので、都道府県と地域を選択して探しましょう。
iPhoneに使われているリチウムイオン電池にはコバルトなどの希少金属が含まれているそうなのでリサイクルに協力しましょう♪
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