お昼はローソンの大盛りナポリタンでした。個人的にはもう少し麺が細めの方が好みです。
さて、今日は鉄筋屋さんとコラボで現場に来ています。
仕事の内容は、ビルの屋上に新たな基礎を作っていて、今日はそこに鉄筋を組み付けるというものです。
いやー、専門職の職人さんはカッコいいですね。装備とか特殊だし。
専門職に特化すればするほどカッコいいと思っちゃうのは僕だけでしょうか(笑)
だって、専門の職人さんて、道具とか超一流なの使ってるじゃないですか。
鉄筋屋さんなんて、交差した鉄筋を針金で縛る時に使う『ハッカー』という道具があるんですが、1万円以上するハッカー使ってますからね。
本当の超専門職用に作られた道具です。
↑上が超一流のハッカーで、下のは一般人用(僕)のハッカー。金額は10倍以上違うw
ハリガネを縛るだけの道具だけでもこんなに違うんですねぇ。
寸法を測るのだって、スケールじゃなくて折れ尺をいつも使っています。いかにも『専門職』って感じで憧れそうです。
↑これが折れ尺。僕も使ったことがないので、何とも良さが分かりませんが、職種によってはこっちの方が便利なのでしょうね。
はあぁぁ、憧れちゃいそうです
あ、しつこいか(笑)
さて、今日はそんな専門職の鉄筋屋さんとコラボしたんですが、屋上に搬入した鉄筋を刻んで
いる姿を見て、さすが、、仕事がめちゃくちゃ早いなーと思ったんです。
あ、決めた寸法に切断加工することを、業界用語では刻み(きざみ)って言うんですけどね。
ちょっと写真撮ってきたので、紹介しますね。
長さをいくつで切っているのかは聞かなかったですけど、D13の鉄筋をたくさん刻んでいました。
(D13とは13mmの異形丸棒のことで、だいたい油性マジックくらいの太さがあります。)
同じ寸法を大量に作る時に最短時間で仕事を終わらせるための【材料と機械の配置】の例がコレ↑です。
真ん中に右手に持ってる油圧の鉄筋カッター(けっこう重い)で材料を刻んでいます。この写真では分かりにくいですけど、黄色のマジックで、刻む位置にマーキングがしてあります。
真ん中の短い部分はたぶん余りで、左右に使う予定のサイズに切断したものが振り分けられていってます。
切断はめちゃくちゃ早いです。真物(まもの)1本を切断(2回の切断)するのに多分5秒くらいです。
測ってないですけど、真物20本分を切断してもきっと2分くらいじゃないですか?
ちなみに、鉄筋に書いてあるマーキングがとても見やすかったので、「何で書いてるんですか?」と聞いたら、惜しげもなく教えてくれました(^^)
で、図々しく「写メ撮って良いですか?」って聞いたら、笑いながらどうぞってw
職人さんはみんな優しいですね。僕の周りの職人さんは本当めっちゃいい人ばかりです。
いろいろ試した結果、コレが一番使いやすいんですって。本職の鉄筋屋さんが言うんだから間違いありませんね。
ちなみに、同じシリーズの【白】は液ダレしちゃって使いにくくて、結局黄色が一番見えやすくて使いやすい、と言ってました。
ぐふふっ、良いこと教えてもらっちゃった♫
来週くらいには僕もこのペン買ってそうです(笑)
刻んだあとは、ベンダーという、電動で鉄筋を曲げる専用の機械(今回のはレンタル品です)を使って、目的の寸法にわしゃわしゃと曲げていきます。
奥に伸びてる平らな台に鉄筋を乗せて、手前側に見えてる台の方に鉄筋を送りながら曲げて、ぴったり同じ形の四角い枠にたくさん加工していました。
これも流石、めちゃくちゃ早い。写真じゃ見えないですけど、手前の台に鉄筋を曲げる位置をマジックでマーキングしてあり、その位置に鉄筋を合わせて、ベンダーでわしゃわしゃと曲げまくる。
「わしゃわしゃ」と書きましたが、実際に曲げる時の音は、「うぃぃーーーん」に近いですw
こういう、同じ寸法のモノを大量に加工する場合は、一々スケールで測らないで、台に直接書いちゃった方が断然早いですよね。
ある程度経験を積んでくると、他業種の作業にも応用出来るテクニックみたいなのって、結構ありますよね。もちろんその業種特有のテクニックもありますが。
最後に、今日出てきた道具たちを紹介します。
100Vの油圧鉄筋カッター
黒いツマミのダイヤルで45°、90°、135°、180°と角度を設定して、緑のボタンがスタート。赤いボタンは緊急停止で、その左の横長い窓から出ているツマミは、角度の微調整です。
レンタル屋さんで1日2〜3000円くらいかな?
どちらにしても、他業種さんの仕事をゆっくり見れる機会はなかなか無いので、いろいろと勉強になることがいっぱいあって楽しい1日でした(o^^o)
最後に、今回の記事で出てきた道具たちのポチりリンクつけておきますね!
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