先日の話し。
あ、今回のはガテン系のハウツー的な内容ではありませんので。
ちょっと前に、趣味のスノーボード用品を神田に買いに行った時の事なんですが…(ご存じない方のために、、神田はスキー、スノーボード用品のお店がたくさん集まる、激戦区みたいなところなのです。)
その前日にちょっと予定外の事がありまして、スマホの充電がかなりヤバい状態で神田に到着したのです。
え、予定外の事の方が気になります?
あーいいですよ、教えてあげましょう。
実は、スノーボードの好きな友達で神田に集まって飲んでました。終電逃して帰れなくなりました。
そう、前の日の夜、神田にいたんです!!
帰れなくなってどうしたかって?
何故か電車がなくなったのは川崎駅w
酔っ払って、川崎駅が最寄りの友だちと、途中まで一緒に帰ってきたようです。で、川崎駅で漫喫的なお店を探すこと数件…
土曜日の夜だったので、どの店も満室ばかり!
漫喫なんてほぼ利用した事がないのでびっくりでしたw
やっと見つけた空席があった店は、個室ではなくオープンスペースの、マッサージチェアシート的な席。1400円前後と安いのはいいけど、、、明るい……w
で、なんとか無事に寝床にありついたのですが…
話もどりますが、そうなんです、、スノーボードのウエアを買いたくて神田にいたのに、飲み会が始まっちゃったので全く買い物しないで飲み会に参加しました(笑)
だって、買い物より飲み会の方がぜったい楽しいじゃないですかw
でも、せっかく滅多に来る機会がないところまで来たのに何も買えなかったのが悔しくて、翌日リベンジしたわけです。
一度帰宅してから行った方が楽だったかも知れませんが、この悔しさを勢いに変えてそのまま行っちゃえ! っていう気分でした。
それがスマホの電池残量15%の僕が、朝から神田にいた理由です(笑)
そして電車初心者の僕は、乗換案内のアプリが見れないと結構不安になるタイプです。
まずいなー、着いたばっかりで残り15%だと、帰りには電池切れちゃうかなー、、、と。
まぁ最悪切れたら諦めるしかないけど、できれば途中どこかで充電できたら助かるなぁ、、
という、ちょっと落ち着かない心境だったわけですw
と、その時、いい考えが頭に浮かびました。買い物してる間に、お店の人にお願いしたら充電してもらえるんじゃないかな?、と。
最初に入ったのは神田で一番大きい大手のお店でした。
で、さっそく図々しい僕は、店員さんに声をかけて、
「あの、ちょっとお願い、というか相談なんですけど、、買い物してる間だけスマホの充電とかって、してもらえたりします?」
何故かかなり怪しい人を見るような目で見られてしまいましたw 確かに、そんな事頼んでくる客滅多にいないかもしれないですけど、そんなに変なお願いかな?^^;
で、店員さんはそんな事頼まれた事ないような様子で、「ちょっと確認してきます」
と、先輩(上司?)に聞きに言ってくれたんですが、戻ってくると、、「すみません、当店ではそういうのはやってないです」
と、わりとあっさり断られてしまいました。
いや、正直、案外冷たいんだなーと思ってしまいました…
それくらいのサービスする判断、権限も与えられてないのかなーなんて思ったり。
まぁ確かに、お店としてはやってないサービスなので、充電してあげる義理はないんですけどね。
ただ、その時の僕は、「スノーボードのウエアを買いたい」という買い物の欲求よりも、「スマホの充電切れたら乗り換えアプリ見れない、ヤバい」という不安から逃れたい気持ちの方が強かったのかも知れません。
(いや、馬鹿にしないでください、電車乗らない人にとっては乗換案内アプリが見れるか見れないかの差はデカいんですw)
もしかしたら、と期待していた「スマホ充電」が断られてしまったショックが大きく、店員さんの不親切さに幻滅しつつ、結局そのお店では何も買いませんでした。
(幻滅された店員さんもかわいそうですね。二日酔い気味の知らないおっさんに、普段やってない変なお願いされたから断っただけなのにw)
で、数件離れた、別のお店で懲りずにもう一度お願いしてみました。レジにいた女性店員さんに、さっきと同じお願いをしてみると、、
やはり同様に、ちょっと聞いてきます、と男性店員さんに耳打ちするように相談している。するとその男性店員さんが直接僕に話しかけてきて、
「ごめんなさい、ウチちょっとそういうのやってないんですよ〜」と。
さっきのお店よりは申し訳なさそうな感じが伝わってきたので、冷たい印象は受けなかったですけど、やっぱりしてくれないのね。
スマホの充電って、そんなに難しいんだw
仕方がない、もうあきらめた!(笑)と思って、、ウエアを物色し始めると、先ほどの男性店員さんが近づいてきて、、
「あの、充電はお店で買い物してる間だけ、ってことですか??」
「あ、はい!買い物してる間だけ、ちょっとでもしてもらえると助かります!」
「あ、それでしたら大丈夫ですよ、お預りしますね」
おお!充電してもらえる事になった!めちゃくちゃ有難い〜!たかが充電が、こんなに有難いと思った事はありません(笑)
……でも、、よく考えたらコレちょっとおかしいんですがw
女性店員さんには「お店にいる間」って言った気がするし、お店から出てもスマホ預けていくって、普通思わなくないかな?
まぁそこはいいんですが、男性店員さんは明らかに途中で考えを変えた様子でした。「ん、待てよ…このお客さんに充電してあげた方が良いかもしれない」
…と思ったかどうかは分かりませんがw
でも、こうなると僕はもうすでにちょっとこの店員さんが好きですし(そういうへんな意味の好き、じゃないですよ)、このお店でウエアを買う気まんまんになってきました(笑)
単純ですけど、本当ですw
そして充電時間をちょっとでも稼ぎたかったので、ゆっくり目に30分くらいかけて店内を見てまわり、パンツとジャケットを購入!(あまり高いのじゃなくてすみません)
その時お会計を済ませたらちょうど財布が空っぽになってしまって、、買い物はなるべく現金派の僕は、
「別の階でベルトも見たいのでお金おろしたいんですけどコンビニどこか近
くにありますか?」
くにありますか?」
(階ごとに会計するお店だったので)
と聞くと親切に、
「あ、そしたら携帯もまだ充電してるので、荷物と一緒にコンビニ行く間、お預かりしましょうか?」
と、申し出てくれたので、ありがたく充電時間も延長してもらったのでした(笑)
最初は店内にいる間、って言ってたのにねw
結局、戻ってきてからは、気に入ったベルトが見つからなかったので購入しなかったのですが、、充電も60%くらいまで復活して、とても好感をもってこのお店を後にしたのでした。
こんな風に、僅かな親切だけで、人の感情は大きく動くし(今回のは特に)、結局人は感情で行動しちゃうんだなーと、身をもって体験したのでした(笑)
って事で、スマホの充電少なくてお困りの方は遠慮なく僕に言ってくださいね!
モバイルバッテリー残量のある限りいくらでも充電して差し上げますので!←僅かな親切
ということで、無理矢理まとめると、
「相手のニーズを満たしてあげたい、、相手は今、何に一番困っているだろうか?」
と考えるのが、大きな結果に繋がる小さな親切かも知れませんね!
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